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自分で使うための時計を作りたかったそうで

全ての作品についてお話を伺うことは残念ながらできなかったので、公式ページもあわせてご覧いただけると幸いです。
自分で使うための時計を作りたかったそうで、高精度を狙った大きなテンワと2つの香箱を利用した2つのムーブメントを作り出しました。


2時位置のプッシャーで秒針をリセットできるフライバック機能を備えたリストウォッチ。
ローマ字表記の名前と極めて大きな数の単位「ロレックス腕時計 中古」を表す10^60(10の60乗)を文字盤に記しています。

シンプルで毎日使えるようなデザインだと感じました。



日の出と日の入りを基準にした日本古来の不定時法を表示する、自動割駒式和時計の機構を理解し、更に発展と小型化することを目指した作品。
文字盤の十二支の表示のうち8時位置の「寅」は自身の名前の「虎」に変更し、赤く染められています。



もう一つは青いバラを模したオートマタを備えた懐中時計。
バラはパワーリザーブインジケーターの機能で、巻き上げることで花が開き、解けていくと閉じていく仕組み。
針も彫金してから切り出した飾り針です。

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ルイ·ヴィトンW&W新作より、驚嘆のスペクタクルを緻密に演出するハイウォッチ「タンブール カルペ・ディエム」~21世紀のジャックマール ウォッチ

ルイ・ヴィトンは、ハイウォッチメイキングのエクスクルーシブなキャリバーにインパクトの強いヴァニタスのモチーフを組み合わせることで、驚嘆のスペクタクルを緻密に演出する「タンブール カルペ・ディエム」を完成させました。優れた技巧を結集したこのタイムピースは、ジャックマール ウォッチの歴史に新たな章を刻みます。



これまでにスペシャルオーダーとして、幾度となくオートマタを潜ませたオーダーメイドウォッチを製作しているルイ・ヴィトンは、唯一無二のモデルを通してからくり時計の秘密を明かすことを決意し、開発に着手しました。
それから2年の時を経て、このたび、メゾンのウォッチ コレクションに新たに加わった「タンブール カルペ・ディエム」──メゾンのウォッチメイキングアトリエ「ラ・ファブリク・デュ・タン ルイ・ヴィトン」でマスターウォッチメーカーを務めるミシェル・ナバスは、
「私たちが目指したのは、誰も想像がつかないモデルを実現することでした。ルイ・ヴィトンが2002年にウォッチ部門を立ち上げて以来、メゾンを特徴付けているエネルギーとクリエイティビティのすべてを注ぎ込むことで、メゾンが21世紀に抱くビジョンを反映したジャックマール ウォッチを作りたいと考えました」と語ります。


ルイ・ヴィトンは、ジャックマールに元来の機能を取戻したい、と考えました。そのために、「タンブール カルペ・ディエム」のフレームワークは2つの主軸を中心として構築──その2つの主軸とは、キャリバーの完成度の高さと、針の代わりに時を告げるというオートマタ本来の機能です。その結果、プッシュボタンを押すとダイアルのミニチュア劇場が手元で開幕し、登場人物であるスカルと蛇がジャックマールの役を演じて時を告げる唯一無二のタイムピースが完成しました。



「タンブール カルペ・ディエム」は、ハイウォッチメイキングの粋を集めた複雑な仕掛けの秀逸さに加え、デザインに美術の歴史的テーマであるヴァニタスをポジティブであると同時に反逆的なアプローチで取入れており、非常に強い個性を放っています。

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ルイ·ヴィトンからのハイウォッチ新作、「タンブール ムーン フライング トゥールビヨン ポワンソン·ド·ジュネーヴ サファイアクリスタル」~ジュネーヴシールが刻まれた史上初のサファイアタイムピース+精緻を極めたトゥールビヨン

精緻を極めた比類なき新作ハイウォッチ「タンブール ムーン フライング トゥールビヨン ポワンソン·ド·ジュネーヴ サファイアクリスタル」 ~ジュネーヴシールが刻まれた史上初のサファイアタイムピース



「タンブール ムーン フライング トゥールビヨン ポワンソン・ド・ジュネーヴ サファイアクリスタル」──それは、ルイ・ヴィトンのウォッチメイキングが誇る匠の技を体現する新モデル。その大きな特徴は、サファイアクリスタルのブロックから削り出して作ったケースです。フライング トゥールビヨンが搭載された、この完全に透明なケース──ジュネーヴシール(ポワンソン・ド・ジュネーヴ)レベルのウォッチメイキングの歴史においてもこの種のケースは前例がありません──は、技術的にも芸術的にも偉業と言うべきものであり、精巧なオープンワークが施されたマニュファクチュールムーブメントの微細なディテールのすべてを見ることが可能です。


秘められた機構のすべてを明かす
「タンブール ムーン フライング トゥールビヨン ポワンソン・ド・ジュネーヴ サファイアクリスタル」は、メゾンのウォッチメイキングアトリエ「ラ・ファブリク・デュ・タン ルイ・ヴィトン」の精緻を極めた比類なきイノベーションを体現しています。
現在アトリエでは、合成コランダム(2000℃以上の超高温で酸化アルミニウムを変容させて、天然サファイアとまったく同じ結晶を人造したもの)の可能性を追求しています。ルイヴィトン時計レディースタイムピースの風防のクリスタルとして半世紀以上前から使われていましたが、1996年に初めてウォッチケース製作に使用された合成コランダムは、100%人体に無害の素材であり、数えきれないほどの利点があるにも関わらず、これまで活用されることは稀でした。硬度が高い(モース硬度9)ことから、ブロックから削り出して加工するには困難が伴うためです。しかしながら、その光学的に優れた透明性ゆえに、変形を引き起こすことなくムーブメントのディテールや秀でた技術を披露するために必要なすべてのクオリティを備えています。


これは、時計愛好家の間に熱狂を巻き起こすことを約束されたハイウォッチメイキングの新たな逸品でしょう。精緻なオープンワークが施されたムーブメント──自動巻き、パワーリザーブ80時間、繊細なモノグラム・フラワー モチーフのキャリッジに収められたフライング トゥールビヨンという特徴を持つ、並外れた機械式ムーブメント──のすべてのディテールを惜しげもなく明かしてくれるスケルトンのウォッチです。

「ラ・ファブリク・デュ・タン ルイ・ヴィトン」のエンジニアたちは、人工のサファイアクリスタルの塊(重さは200kg以上)から1つ1つ円柱(直径50mm、長さ150mm)を削り出します。同一の円柱からミドルケース、裏蓋、LVの文字を飾るブリッジを制作すれば、どの切断面をとっても同色であることが確実だからです。ダイヤモンド研磨研石を使ってそれら3つのパーツに形成するには、細心の注意を払いながらそれぞれ250時間、110時間、60時間の作業を要します。

凹状のミドルケースの外側に刻まれたインデックスと「L-O-I-U-S V-U-I-T-T-O-N」の12文字の溝は、カラーラッカーで色付け。サファイアの外周に沿って ネジ留めされた裏蓋には透明なジョイントを備えています。ブランド時計 コピーこの目に見えないパーツが、ルイ・ヴィトンのハイウォッチメイキングのすべてのタイムピースに共通の30M防水を確保しています。
アトリエが「タンブール ムーン」コレクションの1つとして提案するこの新作は、審美性と機構の卓越性の絶妙なバランスを通して、メゾンの時計職人の卓越した技術力を示すものです。


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ライネの新シリーズ、 38mmケースの「V38」の実機レポート

ライネ(LAINE)から発表されたヴォ―シェ製マイクロロータームーブメントを搭載し、38mmケースを実現した新シリーズ「V38」、小さめの時計を好む日本のニーズにマッチしたのかニュースのアクセスも良く、注目されていると感じられる作品でした。



サーモンダイヤル、センタームーンフロスト、アウターフロスト、セコンドムーンフロストのモデル。
ライネの「キャラクター」を確立しつつあると感じる、手作業とCNC加工を適材適所で組み合わせて作られる金属文字盤。

ブレゲ数字はサイズに合わせて整えられ、スモセコの配置もユニタスのような「ブルガリ BVLGARI (新品)」ではなく中間位置に配されています。
LAINEの銘は6時位置に控えめ、主張しないデザインです。

似たコンセプトの我が無銘のカメレオンと比較…と思ったら忘れる痛恨のミス…



薄いスペースに納めながらも立体的な文字盤と針、数字の厚みもGelidusよりも厚く感じます。
細かいフロストと荒いムーンフロスト、金属色の数字とリングのコントラストによりどの角度でも視認性は非常に良いです。



ムーブメントは最近採用例を見かけるようになった、ヴォ―シェ・マニュファクチュール・フルリエによるマイクロロータームーブメントVMF5401ベースです。
しかし、標準仕上げのVMF5401ではなく、ヴォ―シェの親会社であるパルミジャーニ・フルリエが使用しているものと並ぶ上級グレードの仕上げが施されたバージョンです。

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ブレゲ 2021年新作「クイーン・オブ・ネイプルズ 8938」を発表~王妃の輝き

ブレゲ 「クイーン・オブ・ネイプルズ 8938」~王妃の輝き


ブレゲは、メゾンのコレクションに新たなタイムピース「クイーン・オブ・ネイプルズ 8938」を加えました。文字盤に施された繊細なスノーセッティングが光と輝きを吹き込む「クイーン・オブ・ネイプルズ 8938」は、ホワイトゴールドにブルーのストラップを組み合わせたモデルと、ローズゴールドにオレンジのストラップを組み合わせたモデルで展開します。



貴石によるタイムピースの装飾は、5世紀以上前から、時計製造の伝統として大切に受け継がれてきました。この装飾技術には、並外れた職人技と揺るぎない忍耐力が求められます。


インデックスには伝統の「ブレゲ数字」と先端が月を思わせるタイムレスなデザインのブレゲ針が踊ります。ダイヤセッティングは文字盤のフランジやベゼル、ブリリアントカット・ダイヤモンドのラグにも施され、さらに希少で洗練されたブリオレットカット・ダイヤモンドをあしらったリュウズにも見られます。3カラットを超えるダイヤモンドがこの貴重なタイムピースに輝きを灯します。



ブレゲにおいてはいかなるときも美学と技術が密接に結びついており、この新しい「クイーン・オブ・ネイプルズ」には、シリコン製ひげゼンマイを含む脱進機と自動巻き機械式ムーブメントが搭載されています。


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